2024年3月3日、渋谷でclass A加盟店向けイベント「class A フェスタ 2024『保険薬局の未来はここにある。～予防医療と改定と笑いの1日～』」が開催されました。
当日は、会場に多くのclass Aの会員企業が参加され、即売会会場も設置されて熱気みなぎる雰囲気でした。
即売会会場には、地域においてほかの薬局との差別化を図るために多種多様の企業が参加していました。
加戸米販が提案するもち麦にこだわったシリーズ、小豆島ヘルシーランドが提案するオリーブオイル、アイリスファーマが提案する馬油などなど、地域の皆様の健康を支える商品が、即売されていました。
イベントは、「調剤報酬改定2024」について、わかりやすい説明があった後、「元気応援寄席 桃月庵白酒会」が行われ、三代 桃月庵白酒さんが登場されました。お酒を演目とした小噺はその独特な話から、会場は一転、笑いの渦に巻き込まれました。
その後、順天堂大学大学院医学研究科 堀江重郎主任教授が「これからの予防医療」をテーマに薬局に期待するこれからの予防医療への取り組みとして、様々な事例を紹介しました。
そして最後にclass Aネットワークの橋本薫会長から「保険薬局の未来」が話され、予防に対する薬局の取り組みが、今後、地域において重要になると指摘されました。
患者様を生涯カスタマーとして捉え、元気な生活を営むために薬局は、様々な提案をしていかなければならず、class Aは、地域の人々が元気に活動するための薬局活動ツールを今後も数多く提供していくとして、3つの具体的な取り組みを紹介されていました。
一つ目は、口腔ケアの啓発活動として、体外診断用医薬品の製造販売などを手がけるアドテック株式会社のアドチェックを紹介し、6月に「薬局から口腔ケアの重要性伝えよう」をテーマにした啓発活動を実施することを発表しました。
二つ目は、女性特有の健康課題を解決する人材を育成するため、女性薬剤師による女性の健康プロジェクトを立ち上げることを発表されました。
最後に山田養蜂場のはちみつを紹介され、食事で健康を維持し、生活習慣を予防する重要性を話されました。
橋本会長は、これから薬局が地域において存在感を示すためにはブランド化を図ることが極めて重要で、ブランディングは、日頃のコミュニケーションででき、カスタマーを常に刺激することで行動を促し、元気な時にいかに関係性が作れるかがポイントと力説されました。
Activeプラス編集部